9月12日(米国時間)Sun Microsystemsは、「NetBeans 6.0 Beta1」をリリースした。
NetBeansは、オープンソースの統合開発環境(IDE)で、Java SE、WebとJava EE、モバイル、UML、SOA、Ruby、C/C++などの開発に利用可能である。NetBeans 6.0ブランドとして、イメージやアイコン、そしてスタートページのデザインが統合された。また、プラグインマネジャーの強化とツールとプラグインに対する修正、Diff機能の改良も行われている。
NetBeansは、Ruby(JRuby)のIDEとしての機能拡充しており、今回のリリースでも引き続き強化されている。
- クイックフィクス
- ローカル変数を変更した際のブロック変数の自動検出
- 推奨されていないRails用法を特定して警告(Rubyオプションパネルで設定する)
- 定義されたクラスまたはメソッドに関し、同一行だけでなく行をまたいでも、フォーマット定義を吹き出しで表示することができる
- 実験的にRubyのメソッドや引数の補完などに対応。ただし、Beta1にはバンドルされないのでPluginマネージャーから入手すること。さらに細かな情報は、こちらを参照
- RHTMLのフォーマットをRubyフォーマットのアルゴリズムへ改良
- バンドルされている「JRuby」を1.0.1にアップデート
- RailsプロジェクトをJava EEアプリケーションサーバーにデプロイする機能
- YAMLコードの折りたたみとナビゲーター、改良されたRHTMLナビゲーター
詳細な変更点は、こちらを参照して頂きたい。