2日、「NetBeans IDE 6.0 Milestone 10(M10)」がリリースされた。
NetBeansは、Common Development and Distribution Licence(CDDL)などで配布されているオープンソースの統合開発環境(IDE)である。単なるJavaのIDEではなく、WebとJava EE、モバイル、UML、SOA、そしてRubyの開発環境としても利用可能。
Milestone 10では、以下の機能が強化された。
- Rubyのデバッガーの強化
- Visual Designerの見た目の改善
- より多くのAjaxがProject Woodstockから利用可能なように強化
- Struts 1.3.xのファイルがIDEによって認識されるように強化
- UMLソースコードとの同期化
Rubyへの対応はNetBeans 6.0の大きな特徴の1つ。Milestone 10でも、リネームリファクタリングやRHTMLファイルでのコード補完など強化が行われた。詳細な変更点は、NewAndNoteWorthyMilestone10を参照していただきたい。またMilestoneのリリースは、M10で最後となる予定。