FlashDevelopプロジェクトは12月2日、ActionScript開発向け統合開発環境(IDE)「FlashDevelop」の新バージョン「FlashDevelop 3.0.0 Beta5」をリリースした。
FlashDevelopは.NETを用いたオープンソースのスクリプトエディタで、主にActionScriptバージョン2、同3を用いた開発向けに作られている。すぐにセットアップでき、使用方法も簡単であることが特徴だとしている。プロジェクト管理機能のほかに、コードの補完機能、クラスパスの自動検出機能、MTASCのコードチェック機能などを提供しているほか、SWFプレイヤーやソケット通信のログ機能も組み込まれている。
今回リリースされた新バージョンでは、新たにキャッシュ機能が搭載され、IDEの起動やプロジェクトを開く際にかかる時間が短縮されたほか、メソッドのオーバーライドに対するコード補完やコード生成機能が追加された。また、完全に独立したアプリケーションとして動作させることが可能になったため、FlashDevelopをUSBメモリなどに入れて別のコンピュータで利用できるようになった。