Groovyコミュニティは9月20日(米国時間)、「Groovy 1.1-beta-3」をリリースしたと発表した。
Groovy 1.1-beta-3がリリースされたと発表した。このリリースはRC-1への道を開くもので、順調にいけば、10月にロンドンで開催されるGrails eXchangeカンファレンスで1.1-finalをリリースできるだろうとしている。
新機能を紹介する前に、最近のいくつかの出来事を紹介する。
- GroovyとGrailsのIntelliJ IDEAプラグインの2番目のマイルストーンがリリースされた。これにより、IDEの恩恵にあずかりながらGroovyの開発を行うことができる
- IBMのProjectZeroチームもEclipseプラグインの改善で貢献しているという
- Groovyコミュニティが高並行性負荷テストを行うことができるように、Sunが良質なサーバーを寄付した
現在の新機能に関しては下記の通り。
- Java 5に関連する特徴が含まれている。Groovyでenumsを使用し、定義することができます
- 三項演算子は「a != null ? a」と簡素化された
- ExpandoMetaClassが改良され続けており、methodMissing()、respondsTo()、hasProperty()のようにいくつかの新しいメソッドが追加された。詳細はドキュメントを参照
- Groovyシェル(groovysh)の改良が現在、作業中だという
- Groovy Swing Consoleの見た目を改善した