11月9日(米国時間)、Groovy 1.5が公開された。GroovyはJavaで開発されたスクリプト言語。Java仮想マシンとシームレスに連動して既存のJava資産にアクセスできるほか、Javaとよく似た文法を持っているという特徴がある。
Groovy 1.5ではJava 5で導入されたアノテーションやジェネリック、static import、enumといった機能が取り込まれているほか、Javaとよりシームレスな統合を実現するための新しいツールチェインの追加、Groovy Swingビルダの導入などが実現されている。
Groovyの次期リリースはもともとはGroovy 1.1として予定されていたが、実現された追加機能や改善項目がマイナーバージョンアップとするには不十分として、リリース前に"Groovy 1.5"とバージョン番号が変更になった。