NEC、64ビットXeon MP搭載4ウェイサーバを発売

ニューズフロント

2005-04-12 14:56

 NECは4月12日、64ビット インテルXeonプロセッサMPなどを搭載する新型4ウェイラックサーバExpress5800/140Rd-4(2モデル)と、新型4ウェイタワーサーバExpress5800/140He(2モデル)の販売を開始した。

 搭載プロセッサは、32ビットおよび64ビットの両環境で運用可能なインテルExtended Memory 64 Technology(EM64T)に対応している。そのため、新型サーバは、従来の32ビットOSに加え、Microsoft Windows Server 2003 x64 Editions日本語版や、Red Hat Enterprise Linux AS 4(EM64T)などの64ビットOSも利用できる。「既存ソフトウェア資産を維持しながら、必要に応じて高性能な64ビットコンピューティングに移行することが可能」(同社)

(左)Express5800/140He (右)Express5800/140Rd-4

 Express5800/140Rd-4は、4Uサイズのラックサーバ。Express5800/140Heは、ハードディスクを最大13台内蔵可能なタワーサーバ。それぞれ動作周波数3.16GHzのXeonプロセッサMP、または3.66GHzのXeonプロセッサを選べる。

 システム稼働中に電源を入れたままメモリを交換できる「ホットプラグRAIDメモリ」を、Express5800シリーズとしては初めて採用した。256MBキャッシュメモリ内蔵ディスクアレイコントローラをオンボードで搭載し、「ホットプラグRAIDハードディスク」を実現。そのほかに「ホットプラグ対応電源」「ホットプラグ対応ファン」「ホットプラグ対応PCIスロット」といった機能により、高い可用性を達成したとする。

 各モデルの税抜き希望小売価格(1プロセッサ/2GBメモリ/ディスクレス構成時)は以下の通り。いずれも4月20日に出荷を開始する。

【Express5800/140Rd-4】

  • Xeon MP(3.16GHz)モデル:135万円
  • Xeon(3.66GHz)モデル:150万円

【Express5800/140He】

  • Xeon MP(3.16GHz)モデル:135万円
  • Xeon(3.66GHz)モデル:150万円

NECのプレスリリース

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. クラウドコンピューティング

    生成 AI リスクにも対応、調査から考察する Web ブラウザを主体としたゼロトラストセキュリティ

  5. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]