日本HP、デュアルコアPentium D搭載エントリーWSを発表--17万4300円から

ニューズフロント

2005-05-27 16:54

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は5月27日、デュアルコアプロセッサである「インテルPentium D 840プロセッサ」(動作周波数は3.2GHz)や「64ビット拡張テクノロジ対応インテルPentium4 670プロセッサ」(同3.8GHz)が選択可能なエントリークラスのワークステーション「HP xw4300 Workstation シリーズ」の販売を6月6日に開始すると発表した。税込み価格は17万4300円から。

 チップセットは「インテル955 Expressチップセット」を搭載しており、Pentium D 840を選択することで複数同時作業の処理能力を大幅に向上できるという。メモリはデュアルチャンネルDDR2-667MHzメモリを最大8GBまで搭載可能。ストレージベイの数は6個。CD/DVDメディアのラベル印刷技術LightScribe対応のDVD±RWドライブなども選べる。

 工具なしで本体内部にアクセスできる金属製の筐体を採用し、メモリやハードディスク(HDD)の増設が簡単に行える。光学ドライブなどを設置する5インチベイは90度回転させることが可能なため、縦置き、横置きのどちらの状態でも使える。追加投資を行わず、オンボードでRAID 0/1/5/10を構成できる。

 OSは、従来の32ビットOSに加え、64ビット対応の「Microsoft Windows XP Professional x64 Edition」や「Red Hat Enterprise Linux WS v4」を選べる。

 推奨構成時の主な仕様と価格は以下の通り。

  • プロセッサ:Pentium4 840プロセッサ
  • チップセット:インテル955X Expressチップセット
  • メモリ:1GB DDR-2 SDRAM(533MHz ECC 512MB×2)
  • HDD:74GB(Serial ATA/150、10,000rpm)
  • グラフィックス:NVIDIA Quadro FX 1400
  • 光学ドライブ:最大16倍速DVD±RW(2層書き込み対応、LightScribe対応)
  • ネットワーク:内蔵型BroadcomギガビットEthernet
  • インターフェース:USB2.0×8ポート、IEEE1394×3ポート
  • OS:Microsoft Windows XP Professional

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