Dellが、Intelのサーバ用デュアルコアプロセッサPentium Dを搭載したサーバを発表した。
小規模企業向けの「PowerEdge SC430」は、スタート価格が499ドルからとなっている。PowerEdge SC430は、旧機種である「PowerEdge SC420」に比べ、2倍の記憶容量と高速データ転送用スロット数を備える。PowerEdge SC430が稼働可能なオペレーティングシステムは、Windows Server 2003、Red Hat Linux、SuSE Linux。
PowerEdge SC430の心臓部には、Intelが最近発売したPentium Dが採用されている。既報の通り、Intelは、電子メール/ファイル共有/インターネットアクセスのような単純なビジネス機能をもつサーバ向けに、PC用チップのデュアルコア化を進めてきた。
PowerEdge SC430では、オプションとしてシリアルATAドライブまたはU320 SCSIドライブを選択することができる。また、長期保存用のテープバックアップ装置を2種類から選ぶことも可能だ。
PowerEdge SC430には、Microsoft Windows Small Business Server(SBS)2003 Service Pack 1がバンドルされているため、ビジネスを閉じたネットワークからクライアント/サーバ環境に容易に移行させることができる。
ハードウェアに加えて、Dellは、業務用サービスパッケージを提供している。スタート価格は279ドルから。同パッケージには、保守技術サポートに加えて、顧客ネットワークの評価、ハードウェアの新規購入に関する提案、ネットワークの保守、そして旧システムのリサイクルなどのサービスが含まれる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ