ようやくわれわれが待ち焦がれていたものが登場した。Appleは米国時間3月3日、同社デスクトップ製品ラインアップを刷新し、Intelの「Nehalem」プロセッサを搭載する新しいハイエンドデスクトップ「Mac Pro」、グラフィックスを強化した新しい「Mac mini」、新しい「iMac」を発表した。
新型の「Mac Pro」は、4コアモデルが2499ドル、8コアモデルが3299ドルとなっていて、最大2.93GHzのIntelのNehalemベースのXeonプロセッサを搭載可能となっている。製品内部は拡張作業が容易になるようまとめられている。環境面で同製品は、2009年中に施行される予定の新しいEnergy Star 5.0の基準に適合している。
新しい「iMac」デスクトップは、24インチモデルで価格が1499ドル。これは、旧型20インチモデルと同じ価格となる。20インチは1199ドルとなっている。20インチモデルは2.66GHzプロセッサを搭載し、24インチモデルはプロセッサスピードのオプションとして、2.66GHz、2.93 GHz(1799ドル)、3.02GHz(2199ドル)が用意されている。24インチモデルは、640Gバイトのハードドライブと4GバイトのRAM(8Gバイトに拡張可能)を搭載する。20インチモデルは、320Gバイトのハードドライブと2GバイトのRAM(8Gバイトに拡張可能)を搭載している。
Apple最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏の代役として同社を指揮している最高執行役員(COO)Tim Cook氏は、「旗艦マシンの24インチiMacは、2倍のメモリと2倍のストレージを搭載し、1499ドルで提供される」とリリースで述べた。「Mac miniは、もっとも手頃なMacというだけでなく、世界で最も電力効率の良いデスクトップコンピュータである」(Cook氏)。
新しいMac miniについて、大きな変更点としてはNVIDIA GeForce 9400M内蔵グラフィクスがある。これにより、グラフィックス性能が5倍に向上されるとAppleでは述べている。Mac miniの価格はローエンドモデルが599ドル(1GバイトのRAM、120Gバイトのハードドライブを搭載)、ハイエンドモデルが799ドル(2GバイトのRAM、320Gバイトのハードドライブを搭載)となっている。
すべてのマシンは、Mac Pro同様にEnergy Star 5.0要件を満たしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ