サンフランシスコ発--Intelは米国時間9月13日、当地で開催のIntel Developer Forumの技術セッションで、次世代チップアーキテクチャ「Sandy Bridge」の技術情報について新しい詳細を明らかにした。
Sandy Bridgeの売りはグラフィックスだ。このアーキテクチャでは、Intelの現時点で最高水準のグラフィックスチップテクノロジが直接CPUに組み込まれる。Intelが13日に発表したスライドの一部を記事の末尾で紹介する。
IntelのフェローでありIntel Architecture Groupのグラフィックスアーキテクチャ担当ディレクターを務めるThomas Piazza氏は、Sandy Bridgeベースのチップは現在の同社の実装形態では「DirectX 11」に対応しないと述べている。DirectX 11は、マルチメディアやゲームのアクセラレーションのためのMicrosoftのテクノロジだ。Piazza氏によると、現時点ではSandy Bridgeは「DirectX 10.1」と「OpenCL 1.1」に対応しているという(後者はAppleの「Mac OS X」で使用される)。Advanced Micro Devices(AMD)のATI部門やNVIDIAが提供するグラフィックスチップには、すでにDirectX 11に対応しているものもある。
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提供:Intel
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提供:Intel

提供:Intel
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。