分散ファイルシステム「Hadoop」導入支援でPFIとぷらっとホームが協業

冨田秀継(編集部)

2009-11-19 17:05

 プリファードインフラストラクチャー(PFI)は11月19日、オープンソースの分散ファイルシステム「Hadoop」を活用したシステム導入の支援製品の開発で、ぷらっとホームと協業することを発表した。同日に新製品の開発を始め、2010年1月中旬に販売を開始する予定。

 米国のYahoo!やAmazonでも活用されているHadoopは、PFIによれば、導入に高い技術力とノウハウが必要で、普及が進んでいないのが現状だという。

 両社は今後、Hadoopを活用したシステムの構想、導入、運用時の拡張や最適化までを提供するコンサルティングと、ハードウェアとソフトウェアを含むシステムを一括して提供する企業向け製品の開発を進める。

 PFIでは新製品によって、国内の通信キャリア、流通、金融といった企業に加え、バイオ解析といった研究を目的とする団体にもHadoop環境の一括導入とスムーズな運用を提供できるとしている。

 新製品は、ぷらっとホームがサーバやネットワーク機器などハードウェアの提供と構築、販売業務を担当する。PFIはHadoopに関するコンサルティングと検証、その他の技術的支援を担う。

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