ラスベガス発--Microsoftは、検索の重要性について、単なる10の青いリンク以上のものであることをたびたび述べている。しかし、少なくともその「青色」の部分は非常に重要であることが分かった。
Microsoftは最終的に「Bing」となるものを設計していたとき、膨大な数の色を検証し、ユーザーが最も関心を持つ色は実際に青であることが分かった。もっと具体的に言うと、それはGoogleが使用しているものと非常に近い色合いの青だった。
BingのユーザーエクスペリエンスマネージャーであるPaul Ray氏は米国時間3月16日、複数の色合いの中から特定の青色(色に詳しい人のために紹介しておくと、「#0044CC」)を選ぶことで、広告クリック数の増加やユーザー関与の増大により、年間売上高が8000万ドル増加したという。
「この青色には、少なくとも8000万ドルの価値があった」とRay氏は当地で開催されたMIX10トレードショーでのプレゼンテーションで述べた。
Microsoftの以前の検索エンジンである「Live Search」は、もう少し明るい青色を使用していた。
「Live Searchの青色は、少し自信が欠けていた」とRay氏は述べた。
テストでは、色とコントラストは検索結果に使われる字体よりも重要なことが分かった。Microsoftは「Verdana」を試した後で、最終的に標準的な「Arial」に戻すなど、字体についても実験を行った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ