マイクロソフトは8月22日、PCやインターネットの安全な使い方を啓発する活動の一環として「ネット利用の安全と未来推進会議」と総務省が共催により開催した「ネット利用の安全と未来フォーラム2007」において、親子向けのプログラム「インターネット安全教室」を開催した。
ネット利用の安全と未来フォーラム2007は、文部科学省が提唱している「子どもと話そう全国キャンペーン」の一環となるもの。各府省などが連携して実施している「子ども霞が関見学デー」のプログラムのひとつとして開催された。
同フォーラムでは、地球や社会の未来を担う子どもたちにインターネットの楽しさ、すばらしさを伝え、安心安全な利用環境を提供し、教育現場でのICT利用を促進するとともに、子どもたちが最先端のICT技術を体験できる機会を提供することを目的としている。
今回、マイクロソフトは、「ネット利用の安全と未来推進会議」の会員企業として、インターネット安全教室を開催。親子でインターネットを安全に利用するためのマナーを学んだり、旭山動物園の動物の生態をWindows Vistaを搭載したPCで体験できる環境を提供するなど、子どもたちが夏休みの自由課題としても学べる機会を提供した。
マイクロソフトが開催した「インターネット安全教室」には、約20組の親子が参加した(写真提供:マイクロソフト)。
マイクロソフトの技術企画室 セキュリティ戦略グループ、瀬川正博氏は、「マイクロソフトでは、子どもをはじめとするすべての利用者が、コンピュータを安全に利活用することができる“信頼できるコンピューティング(Trustworthy Computing)”環境の実現を目指し、さまざまな取り組みを展開している。インターネット安全教室の開催もその取り組みのひとつ」と話す。
同社では、セキュリティ教育や啓発活動を行う「啓発」、政府機関や業界とのパートナーシップにより安全な環境を実現する「業界連携」、自社製品やサービスにおける技術面での取り組みである「製品&サービス」の3つのポイントで安心安全なPC利用環境を実現するための取り組みを展開している。
“啓発”の取り組みとして2004年より実施されているインターネット安全教室は、2005年までAEONと協力することで、インターネットの安全な利用の啓発を展開。2007年からは、「MSN親子で学ぶインターネット安全教室」を、オンライン上のセミナーと実際に学校を訪問するセミナーにより実施することで、より多くの利用者に安全なPCの活用方法を啓発している。
また、“業界連携”では、NPO 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)に参加することで、経済産業省が実施する「インターネット安全教室」に協力しているほか、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が実施した「情報セキュリティ標語・ポスター2007」に、マイクロソフト賞を提供している。
そのほか“製品&サービス”では、Windows Vistaに子どもが遊べるゲームや使用できるプログラム、アクセスできるウェブサイト、使用時間などを管理できる機能を搭載している。同等の機能は、Xbox 360にも搭載されている。また、子どもたちが安全にインターネットを利用するための無償プログラム「Windows Liveワンケアファミリーセーフティ」を提供。有害と思われる情報を排除するための仕組みも提供している。
瀬川氏は、「子どもたちにインターネットを楽しく利用してもらうためには、セキュリティはもちろん、安全(セーフティ)な環境の提供が重要になる。そのためにはテクノロジと知識が不可欠。必要なテクノロジは、すでにさまざまな機能が搭載されているが、それが知られていないことで不便になっている。知識の啓蒙も強化していきたい」と話している。
マイクロソフトの技術企画室 セキュリティ戦略グループ、瀬川正博氏。
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