ターボリナックス、インフォコム、米ClearCube Technologyの3社は、PCブレード向けLinuxデスクトップソリューションの販売促進を図り、技術支援/マーケティング/販売に関する包括提携を結んだ。3社が4月26日に明らかにしたもの。
具体的には、デスクトップ向けLinux OSであるTurbolinux 10 Desktopを、ClearCube製ブレードPCソリューションR1200 PC Bladeの正式稼働OSとして認定する。さらに、インフォコムが、両製品を組み合わせたシステムの構築/サポートサービスを提供する。
PC Bladeは、PCブレードをコンピュータルームのラックに集載することで、システム管理を簡略化できる。資産を集中管理するため、情報流出やウイルス感染、不正アクセスなどの防止も可能という。3社では、「稼働継続性、セキュリティ、システム管理面のすべてが向上するので、PCエンドユーザーの管理コストとサポート経費を40%以上も抑えられる」としている。
「ClearCube PC BladeとTurbolinux 10 Desktopを組み合わせることにより、安全性が高く、費用対効果に優れたシステムの構築が可能となり、総所有コスト(TCO)の削減にも大きく貢献する」(3社)