CTO(蔡永桂社長)とターボリナックス(矢野公一社長)は、シンクライアント・ソリューションで協業する。CTOのネットワーク端末「シンクライアント」およびサーバーシステム「DID(Disk Image Distribution)システム」に、ターボリナックスのデスクトップ向けLinux OS「Turbolinux 10 Desktop」を組み合わせたシステムを共同で提供するもの。
記録用のハードディスクを持たない「シンクライアント」は、本来はトータルコストを抑えるために開発されたクライアントサーバーシステムだが、情報漏えい対策の切り札として注目を集めている。同社はLinux OSの需要が高い教育・研究機関や独自のシステム環境を必要とするコールセンターなどへの普及を見込んでいる。