日本CAは4月8日、バックアップ/リカバリソリューションの最新版、「CA ARCserve Backup r12」を発表した。発売は5月下旬の予定。
CA ARCserve Backup r12では一元管理機能が強化され、新たに提供される「Central Management Option」を使うことで、1カ所のコンソールから、分散している管理対象全体のジョブ、デバイス、カタログ、ライセンスの管理を行える。また、セキュリティ機能も強化されており、FIP(連邦情報処理規格)認定のAES 256ビット暗号化およびハードウェアベースのテープドライブ暗号化をサポートする。オプションとして提供される「Enterprise Module」を導入することで、ARCserveサーバおよびテープドライブでの暗号化ができ、クライアントとなるサーバの負荷軽減、テープ使用量の削減が可能になるという。
そのほか、新たに用意された「Agent for VMware」により、VMware ESX Serverの仮想環境に対するバックアップがサポートされたほか、Microsoft Exchange 2007、SharePoint 2007、Windows Server 2008、64ビットWindows(Itanium含む)の各環境にも対応している。
CA ARCserve Backup r12の参考価格は、ベース製品が最小構成の15万円より。オプションの「Central Management Option」「Enterprise Module」が各23万6000円より、「Agent for VMware」が9万8000円より(価格はいずれも税別)。
日本CAでは、同製品の発売に合わせ、日本市場向けに営業とSEの機能を持つCA ARCserveの専門組織を設置。新たなパートナープログラムも展開する。同社では、金融商品取引法の施行などを契機に企業におけるコンプライアンスへの意識が高まり、今後さらにデータリカバリソリューションに対するニーズは高まるとみている。今回発表された「CA ARCserve Backup r12」は、同社が展開していくリカバリマネジメントソリューションの新版「CA Recovery Management r12」の第一弾に当たるものであり、今年度中にCDP(Continuous Data Protection:継続的データ保護)ソリューションの新版である「CA ARCserve Replication r12」および「CA ARCserve High Availability r12」を発表する予定という。
管理機能が強化された「CA ARCserve Backup r12」。「Central Management Option」の導入で集中的な運用管理が可能になる。
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