日本CAは5月15日、障害発生時に企業の業務やサービスの継続性を確保する「継続的データ保護」(Continuous Data Protection:CDP)ソリューション「CA ARCserve Replication」シリーズを発表した。
同ソリューションは、CAが買収したXOsoftの「Rewind Technology」をはじめとする技術をベースとし、リアルタイムで実行するレプリケーション(複製)機能が中心の製品群で実現する。マルチプラットフォーム環境において、どれくらいで復旧させるのかという目標復旧時間と、どの時点にまでさかのぼって復旧させるのかという目標復旧ポイントを最適化できるという。
具体的には、データプロテクションの「CA ARCserve Replication」、アプリケーションの可用性を確保する「CA ARCserve High Availability」、データ配信/統合の「CA ARCserve Content Distribution」、サイトやシステムをリカバリテストする「CA Assured Recovery」、サーバベースの継続的なデータ保護を可能にする「CA ARCserve CDP Solo」――の5製品から構成される。
当初はマイクロソフト環境に対応する製品から出荷し、順次Oracle、Linux、Solaris、AIXなどにも対応する予定だ。
価格は68万400円から。7月から出荷する予定。