MSとの連携を強化するシトリックス--アプリ仮想化の新製品「XenApp 6」

ZDNet Japan Staff

2010-04-13 18:52

 シトリックス・システムズ・ジャパンは、アプリケーション仮想化の新製品「Citrix XenApp 6」を発表した。マイクロソフトのサーバOS「Windows Server 2008 R2」専用とうたう製品で、同OSやApp-Vなどとシームレスに統合できる点が特徴。

木村裕之氏 木村裕之氏

 同社副社長で営業およびサービス部門を統括する木村裕之氏は、記者会見で「デスクトップ仮想化を軸に、企業のITインフラの変革をドライブする」と決意のほどを見せた。また、共同の検証環境を東京・大手町のマイクロソフト大手町テクノロジーセンターに設置することも明らかにした。両社は今後、共同でセールス、プロモーションも展開する予定だ。

杉山昇氏 杉山昇氏

 マイクロソフト エンタープライズパートナー営業統括本部 ストラテジックアライアンス本部兼パートナーソリューション本部 業務執行役員 本部長の杉山昇氏は、「マイクロソフトはシトリックスと引き続き協業を進めていきたい」と述べ、連帯感を強調した。続けて「(プロモーションの展開にあたって)XenApp 6は非常に大きな武器となる。デスクトップ仮想化推進の原動力にしたい」と語った。

 シトリックス・システムズ・ジャパン プロダクトマーケティングの竹内裕治氏は、XenAppについて「Windowsアプリケーションを利用するソリューションとしてはデファクトスタンダードという自負がある。あらゆるデバイスを使って、どこにいても同じ体験ができる」と実績を強調。過去12年のユーザーベースは150万ユーザーのぼるという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  2. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  3. セキュリティ

    セキュアな業務環境を実現する新標準「Chrome Enterprise Premium」活用ガイド

  4. セキュリティ

    失敗しない「脱PPAP」とは?主要ソリューション5つを徹底比較してわかった勘所

  5. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]