14日、UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2 4.55がリリースされた。UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2は、オリジナルのTeraTerm 2.3の原作者公認の後継版。オープンソースで開発されており、SSH2 プロトコルとUTF-8表示に対応している。
今回のリリースでの変更点は下記のとおり。
- TeraTerm(Ver 4.55)
- アプリケーションエラーが発生したときに、スタックトレースとレジスタ情報をメッセージボックスに表示させるようにした。メッセージボックスの内容は CTRL+C でクリップボードへコピーできる(Windows 2000以降)。
- New connection ダイアログの Host ドロップダウンで、Ctrl+d, Ctrl+k ショートカットキーをサポートした。それぞれ「一文字削除」「行末まで削除」に対応する。
- シリアル接続のCOM最大ポートを256まで拡張した。
- フォントの Bold style 設定のデフォルト値を On に変更した。
- getdir マクロコマンドでクラッシュする問題を修正した。
- ログファイル名に strftime のフォーマットを指定したときに展開されない問題を修正した。
- SSH2対応TTSSH(2.43)へ差し替えた
- TTSSH(Ver 2.43)
- 自動ログインの認証方式にチャレンジレスポンス(キーボードインタラクティブ)を追加した。コマンドラインオプションの /auth に challenge を追加した。
- known_hostsファイルへ公開鍵を追記もしくは置換する際、known_hostsダイアログでのユーザの問い合わせを確認してから、サーバ通信を再開するようにした。これによりknown_hostsの確認を待たずに、サーバへユーザ情報を送ってしまう問題を回避する。
- New connection ダイアログの Host ドロップダウンで、Ctrl+d, Ctrl+k ショートカットキーをサポートした。それぞれ「一文字削除」「行末まで削除」に対応する。
- OpenSSL 0.9.8fへ差し替えた