クラウドコンピューティングへの注目が高まる中で、同時にアクセス端末としてシンクライアントも強い注目を浴びるようになってきた。
日本のブロガーの中には、「シンクライアントこそ家庭で使うのに最適である」ということを述べるものまで現れている。海上自衛隊が、シンクライアントを約3万台導入するなど、大規模な事例も徐々にではあるが、増えてきている。
シンクライアントの最新動向をWeb上で検索していると、「シンクライアントが多様化してきている」というコラムを見つけた。私がシンクライアントビジネスに携わっていた頃からずっと疑問に想っていたことが一つある。
それは何を持ってシンクライアントと定義するのかということである。