次期OS「Windows 7」で導入されるタッチ機能について、Microsoftはすでに多くの情報を公開している。実のところ、Windows 7のルック&フィールに関して、Microsoftが初めて公開したのがタッチ機能だった。
だが、より深い情報を求める人のために、Microsoftは米国時間3月25日、Windows 7に組み込まれたタッチ機能の構想を詳細に説明するブログ記事を掲載している。
Microsoftはまた、2009年1月にリリースしたWindows 7のベータ版へのフィードバックを受けて、ジェスチャー機能にさらに手を加えていることも明らかにしている。たとえば初期版では、すばやいジェスチャーの多くを、認識エンジンは逃していた。
Microsoftは同ブログで、「リリース前のビルドで実際にユーザーが行ったサンプルジェスチャーインプットを利用して、ジェスチャー検出エンジンを調整した。これらの調整は、(リリース候補版の)ビルドで体験できるだろう」と記している。
このほか同ブログ記事では、すでに市場で提供されているタッチ対応機種のうち、Windows 7のプレリリース版に対応する機種に関する情報も公開している。その中には、Hewlett-Packardのオールインワン型「HP TouchSmart」のIQ500シリーズとIQ800シリーズ、タブレット型の「TouchSmart tx2」、DellのタブレットPC「Latitude XT」「Latitude XT2」などがある。
ブログ記事では、ジェスチャーの仕組みやMicrosoftがこれらの機能をどのようにテストしているのかについても、詳細に触れている。「百聞は一見にしかず」というので、以下に2つのビデオを紹介する。1つ目は2008年秋に筆者が取材したときのもので、2つ目はMicrosoftがブログ記事に25日に投稿したものだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ