Engadgetは米国時間6月5日、「Windows 7」に関する数多くの詳細を伝えるBest Buyの流出メモを掲載することで、ニュースに乏しい金曜日を賑やかにした。
最も注目すべきは、このメモが「Windows Vista」をプリインストールしたマシンにWindows 7への無償アップグレード権を付けて販売開始する日付を示していることだ。メモによると、その日は6月26日であり、筆者はこの日付が正しいと聞いている。
メモにはまた、Best Buyが6月26日からウェブサイトを通じて、アップグレード版(「Windows 7 Home Premium」が49ドル、「Windows 7 Professional」が99ドル)の事前販売を開始すると書かれている。メモには、この予約プログラムを16日間だけ実施するとあるが、これが通常価格なのか販促価格なのかは不明瞭だ。
Microsoftのシニアバイスプレジデントを務めるBill Veghte氏は、6月第1週に行われたインタビューの中で、同社が無料または比較的安価でWindoows 7にアップグレードする手段を求めるVistaオーナーの声を検討中だと確かに述べていたので、この事前注文オプションがそうした手段なのかもしれない。
Best Buyはまた、メモの中でWindows 7の宣伝文句も示している。「この新しいオペレーティングシステム(OS)は、単なる『使いものになるVista』ではありません。比較的少ないコンピュータリソースで生産性や機能性、創造性を高める新しいOSです」
Best Buyの関係者は、このメモの信憑性について今のところコメントを出していない。
6月2日にWindows 7の正式出荷日を10月22日と発表したとき、Microsoftもそのような技術保証プログラムを計画していることを認めたが、いつから開始するかは述べなかった。Microsoftの関係者は6月5日、プログラムの開始日時について付け加えることはないと語った。
更新情報(太平洋時間午前11時5分):Best Buyからの回答はないが、6月1日に出されたこのメモについて、別の情報源からも裏付けが得られた。その画像を以下に掲載する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ