イスラエルに本拠を置くCheck Point Software Technologies(Check Point)は米国時間の10月6日、侵入検知/防御ソフトなどを提供する米Sourcefireを2億2500万ドルで買収すると発表した。Check Pointは、現金支払いとSourcefireのストックオプションプラン引き受けにより買収を実施する。
Sourcefireは、オープンソースの侵入検知(IDS)ソフトウェアである「Snort」の開発者が設立した非公開企業。リアルタイムにネットワーク上の不審な挙動を収集し、分析するソフトウェア「Sourcefire RNA」などを提供している。メリーランド州コロンビアに本社を置き、英国リーディングに欧州本社を、ドイツと日本に拠点を持つ。
買収の目的について、Check Pointは「自社のセキュリティ製品群をいっそう強化し、急速に成長している侵入防御などの分野に進出する機会を拡大するため」と説明している。