オラクルの「JInitiator」にセキュリティ脆弱性

文:Dawn Kawamoto(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2007-08-30 16:46

 United States Computer Emergency Readiness Team(US-CERT)の報告書によると、セキュリティ研究者らは、Oracleの「JInitiator」が使用するActiveXコントールにセキュリティ脆弱性を発見したという。JInitiatorは、ユーザーがウェブブラウザ上で「Oracle Developer Server」アプリケーションを実行できるようにするものである。

 US-CERTのメンバーらによると、この脆弱性はJInitiator 1.1.8.16とそれ以前のバージョンに存在しているようだという。このセキュリティ脆弱性を悪用することで、攻撃者はユーザーのシステムを遠隔から制御し、任意のプログラムを実行できるようになる。

 セキュリティ調査会社Secuniaの投稿によると、悪意のある攻撃者は、ある特定の初期化パラメータをOracle JInitiatorの「beans.ocx」Active Xコントロールに処理させることで、この脆弱性を悪用する可能性があるという。Secuniaでは、この脆弱性を5段階評価で2番目に危険度の高い「きわめて深刻(highly critical)」としている。

 このため、攻撃者はユーザーを騙して悪質なウェブサイトにアクセスさせ、スタックベースのバッファオーバーフローを起こさせる可能性がある。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]