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ウイルス、多種分散傾向続く--トレンドマイクロ調べ

トレンドマイクロは、2007年8月のウイルス感染被害マンスリーレポートを発表した。ウイルスの総報告数は久しぶりの増加となったが、感染報告数の割合は約5%と、ウイルスの分散傾向が続いている。

吉澤亨史  2007年9月5日 21時06分

 トレンドマイクロは9月5日、2007年8月度のウイルス感染被害マンスリーレポートを発表した。8月1日から8月31日までに、日本のトレンドマイクロのサポートセンターに寄せられたウイルス被害件数をもとにしたランキングも公開されている。

 発表によると、8月のウイルス感染被害の総報告数は5183件と、先月の4445件から5カ月ぶりの増加となった。しかし、1位から10位のウイルスの感染報告数を合計しても263件と、総報告数の約5%にとどまり、感染報告が多種のウイルスに分散している傾向が継続している。

 ランキングでは、トロイの木馬である「TSPY_MARAN」が55件で1位、バックドアである「BKDR_AGENT」が53件で2位、トロイの木馬である「TROJ_VUNDO」が28件で3位となった。以下、「TSPY_LINEAGE」、「TROJ_DLOADER」、「BKDR_HACDEF」、「TSPY_VIRAN」、「JS_PSYME」、「EXPL_ANICMOO」、「TROJ_VB」と続いた。

 トレンドマイクロでは、多種のウイルスに感染報告が分散している背景には、攻撃の手法が大規模拡散型から標的型(ターゲット型)へ移行しつつある事実があるとしており、8月3日に日本語ワープロソフト「一太郎」、17日にフリーの圧縮ツール「Lhaz」、それぞれの未知の脆弱性を標的とした攻撃(ゼロデイアタック)が確認されたことを実例として挙げている。

http://japan.zdnet.com/news/sec/story/0,2000056194,20355815,00.htm
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