ZDNet Japan Brand Site:
ZDNet Japan
builder

アップル、Macの利用者にウイルス対策ソフトウェアの利用を示唆

アップルがMacの利用者にウイルス対策ソフトウェアのインストールを勧めている。おそらく、これは同社始まって以来のことである。

文:Elinor Mills(CNET News.com)
翻訳校正:編集部   2008年12月2日 18時43分

 AppleMac利用者ウイルス対策ソフトウェアインストールを勧めている。おそらく、これは同社始まって以来のことである。

 だが、これはMacオペレーティングシステムOS)が急に安全でなくなったということではなく、Mac利用者ウェブアプリケーション悪用に対して脆弱であることを認識したということである。コンピュータの利用者にとって、OSウェブアプリケーション脅威度逆転し、今は、OSよりもウェブアプリケーション脆弱性の方が脅威になっている。

 Appleは米国時間11月21日、同社のサポートサイトに「Mac OS: Antivirus utilities」を掲載し、こうした変化を静かに伝えている。同サイトには「Appleでは、ウイルスプログラマー複数ウイルス対策プログラムの回避を考えなければならない状況にして、ウイルスの作成が困難になるように、より多くのウイルス対策ユーティリティを幅広くご利用いただくことを推奨する」と記されている。

 同サイトは対策として、「Intego VirusBarrierX5」「Symantec Norton Anti-Virus 11 for Macintosh」「McAfee VirusScan for Mac」を提示している。Intego VirusBarrierX5Symantec Norton Anti-Virus 11 for Macintoshは、Apple Online Storeで入手できる。

 Brian Krebs氏が今回のAppleによるウイルス対策の勧告を初めて伝えた。同氏は米国時間12月1日、The Washington PostブログSecurity Fixで、同氏が3カ月前、「MacBook」を購入した際に、Apple Storeの従業員が、同氏にウイルス対策ソフトウェアは不要だと説明したことが記されている。

 米Appleのサポートサイト
(提供:Apple)

 Appleはこれまで、ウイルスの心配がない時代を謳歌していた。一方、Windowsウイルスの攻撃にさらされ続けてきた。ウイルス作成者は、最大の効果を得るべく支配的OSプラットフォーム狙いを定めていた。

 そのため、業界全体が、Microsoftから発表されるソフトウェアパッチを常に注目している。同社はソフトウェア開発の仕方を見直し、Windows利用者ウイルス対策ソフトウェアなどのセキュリティソフトウェアインストールし最新に保つよう常に強く働きかけている。

 これに対して、Appleは、テレビ広告に示されるように、Mac利用者ウイルスの影響を受けないとしてきた。

 こんなAppleがなぜ方針を変えたのかは定かではない。筆者は1日、Appleの関係者に電子メールを送りコメントを求めたが早急な返事はなかった。

 McAfeeでセキュリティリサーチおよび広報担当ディレクターであるDave Marcus氏は、Appleはこうした市場の現実に対応したと述べる。ここでは、悪意のあるハッカーがPCからデータを盗むために作成したウェブベースのマルウェアトロイの木馬の影響を受けるという認識が広まり始めている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

関連情報

ホワイトペーパー
http://japan.zdnet.com/news/sec/story/0,2000056194,20384594,00.htm
アップル、Macの利用者にウイルス対策ソフトウェアの利用を示唆

Intel Video Series

sponsored by Intel

ZDNet Japan ニューズレター

企業情報システムの選択、導入、運用管理に役立つ情報を毎朝メール配信します。

ニューズレターの登録・登録情報変更 »