ホットスポットサービスを手がけるThe CloudのマネージングディレクターGraham Cove氏によると、英国のあるパブのオープンなWi-Fiホットスポットで、何者かが著作権で保護されたコンテンツを違法にダウンロードしたせいで、店の経営者が8000ポンド(約1万3183ドル)の罰金を科されたという。
Cove氏は、CNETの姉妹サイトであるZDNet UKに対し、この手の事件は英国で初めてだと思うと述べた。しかし同氏は、The Cloudの顧客であるパブの経営者からこの件を公にする許可がまだ得られていないため、店名については公表しなかった。
Cove氏が明かした情報はごくわずかで、「2009年夏のある時期」に著作権者から申し立てられた民事訴訟でこの罰金刑が下されたということだけだった。The CloudのWi-Fiホットスポットサービスを利用しているパブには、「Fuller's」「Greene King」「Marsdens」「Scottish & Newcastle」「Mitchell & Butlers」「Punch Taverns」などが含まれる。
オープンなWi-Fiネットワークとその運営者の責任を巡っては、法律上あいまいな点がある。
詳しい情報は、ZDNet UKの「Wi-Fiホットスポットを利用した著作権侵害でパブに『8000ポンド』の罰金」と、続報「オープンなWi-Fiネットワークの運営者に法律の専門家が警告」を参照してほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ