フリーのオフィススイートを開発するOpenOffice.orgコミュニティは1月10日、最新の「OpenOffice.org 2.0.1」の各国語版を同日リリースしたことを発表した。OpenOffice.org 2.0.1は、オープンソースライセンス(LGPL)で配布されているため、だれでも無償で入手でき、改良、修正、再配布を自由に行える。
新バージョン2.0.1は、いくつかの不具合を解消したアップデート版で、差し込み印刷ウィザードの拡張や、ダイアログでオプションの表示/非表示を設定可能するなど、いくつかの新機能が追加されいる。
Microsoft Officeとの互換性も向上させ、たとえばWordファイルの読み込み時に、両端ぞろえのレイアウトが崩れないなどの改善が施されている。
対応プラットフォームは、Windows 98/Me/XP/2000/NT4、Linux(x86)、Solaris(x86/x64, SPARC)。このほかのプラットフォームについても、順次公開していく予定。
OpenOffice.org日本ユーザー会のウェブサイトより無償でダウンロードできる。