アドビ、Linux対応「Flash Player」のベータ版をリリース

文:Martin LaMonica(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2006-10-20 12:51

 Adobe SystemsがLinux版Flash Player 9のベータ版である「Flash Player 9 Update」をリリースした。現在は、Flashの64ビットエディションの開発に取り組んでいるという。

 完成版は、2007年早々に登場する予定だ。Adobeが発表したFAQには、FlashのLinux対応版は、MacintoshおよびWindows版と同じ機能をサポートすることになると記されていた。

 同ベータ版は米国時間10月18日にリリースされ、フルスクリーン表示およびSSL(Secure Sockets Layer)暗号化サポートをのぞく全機能に対応している。

 開発中の64ビットエディションの完成品については、詳細な出荷時期は明らかにされなかった。

 Flashプログラムは、Adobeの「Flex 2」ソフトウェア開発キットを用いて開発することができ、Microsoft Windows、Apple ComputerのMac OS、Linuxが稼働するシステム上で動作させられると、同社は述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    最新調査レポートから読み解くMac活用企業のセキュリティリスクと守るべき実践策

  2. セキュリティ

    ランサムウェアが企業防衛の常識を変えた!被害防止のために今すぐ実践すべき「3つの対策」とは

  3. セキュリティ

    ゼロトラスト時代だからこそ改めて考えたい、セキュリティの基本原則「多層防御」アプローチ

  4. セキュリティ

    「侵入ではなくログインされる」脅威が急増、再構築が求められるアイデンティティ保護戦略とは

  5. モバイル

    デバイス管理でゼロトラストを実現、急成長したスタートアップが選択したMDMツール

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]