日立システムアンドサービスは1月11日、同社の文書ファイリングシステム「Millemasse」とネオジャパンのグループウェア「desknet's」を組み合わせ、文書管理機能が特徴の「グループウェアソリューション」として販売開始した。価格は266万円からとなる。
Millemasseは、「オフィスにあふれる紙文書や電子文書をコピー感覚でらくらくファイリングできる」(日立システム)文書管理ソフト。大量の文書や画像を一括保管し、ファイリングした文書はウェブブラウザ経由で共有する。セキュリティや監査証拠といった機能も備える。
desknet'sは、スケジュール、設備予約、インフォメーションなどの機能を持つウェブ対応グループウェア。データ管理にOracle、SQL Serverなどの汎用リレーショナルデータベースを採用するエンタープライズ版では、数万ユーザーという大規模環境にも対応可能。
日立システムは、Millemasseとdesknet'sを連携させ、文書管理機能を強化したグループウェアとして提供する。ウェブブラウザから利用できるため、クライアントごとに設定を行う必要がない。さらに、導入コンサルティングやシステムの設計・構築、ユーザー教育、稼働維持・保守などのサービスを用意する。
日立システムでは、今後1年間で約3億円の販売を目指す。