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Oracle VMは「他社の仮想化ソフトウェアより3倍効率的」:Oracle主張

文:Dan Farber(CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
2007/11/15 12:28

 Oracleは米国時間11月12日、同社が主催しているOracle OpenWorldで自社のサーバ仮想化ソフトウェアを発表した。このソフトウェアは他のベンダーから発売されている既存のx86およびx86-64向けのVM製品と比較して3倍効率が良いと同社は主張している。「Oracle VM」はオープンソースソフトウェア(Xenハイパーバイザ技術)に基づいており、ウェブベースの管理コンソールが搭載されている。これもまたRed Hatをねらい打ちにした製品だ。Oracleは2006年のOracle OpenWorldでLinuxディストリビューションとサポートを発表し、Red Hatよりもコストが大幅に低いと主張していたが、ライバルの動きを効果的に鈍らせることには成功していない。ひょっとするとOracleは、「acquired innovation(買収による技術革新)」戦略の一環としてRed Hatの買収に名乗りを上げる前に、Red Hatを弱らせておこうと考えているだけなのかも知れない。

 Dell、Hewlett-Packard(HP)、NetAppなど、数多くの企業が喜んでOracle VMをサポートすると発表している。Oracle VMはLinuxとWindows(「Oracle Enterprise Linux」のバージョン4と5、「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」のバージョン3、4、5、「Windows 2003」「Windows Server 2003」「Windows XP」)をサポートしている。

 Oracle VMは無償でダウンロードでき、週7日、1日24時間のサポートはシステム数に応じて価格が設定されている。CPUが2個までのサーバでは1年間のシステムあたりの料金は499ドルであり、CPU数が無制限のーバでは1年間のシステムあたりの料金は999ドルである。

 本稿執筆時点では、Oracleがどのような方法で3倍効率的であるという指標を得るに至ったのか、また「効率的」の厳密な定義がどのようなものかは不明だ。Oracle VMのFAQでは以下のように説明されている。

Oracleでは、多くの性能ベンチマークテストを実行し、Oracle VMと既存の主要なサーバ仮想化製品を使用してOracle製品を実行した場合、さらにはx86とx86-64向けの仮想化されていないOSでOracle製品を実行した場合を比較してみた。当社では一貫して、Oracle VMを使用した場合の方がはるかにリソースの利用率が高く、オーバーヘッドが平均3分の1で済むことを確認した。また、仮想SMP構成でも大幅なスケーラビリティが確認できた。多くのケースで、リアルなハードウェアと比較した場合、パフォーマンスがほぼ等しかった。

 これらのテストに関してFAQには具体的なデータが一切公表されていない。現在、Oracle VMの認証を受けているのはOracle製品だけである。

 最新情報: Enterprise Irregularsとの会合で、Oracle社長のPhillips氏はOracle VMに関して次のように述べている。

Oracle VMは実際にはRed Hatを標的にしたものではない。Red Hatは仮想化分野を動かすような要因にはならない。Oracle VMはむしろ競争力を高めてほしいという当社の顧客を念頭に置いたものだ。すでにマシンでVMを実行しているなら、RAC(Oracle Real Application Clusters)ノードを迅速にプロビジョニングできる。当社はLinuxとVMを一緒に管理することによってOracle製品をより使いやすいものにしたいのだ。

 筆者はPhillips氏に、Oracle VMがVMwareや他の競合製品と比較してより効率的であるという結果を示したベンチマークについてたずねてみた。Phillips氏は「われわれは実際のテストに基づいていくつかのベンチマークを実行した。Larry(Ellison)が11月14日にそれについて詳しく説明してくれるだろう」と答えた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ


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