Microsoftは米国時間2月21日、Macファンに良いニュースと悪いニュースを発表した。どちらのニュースが自分に該当するかは、どのバージョンのMac用「Office」を使っているかで決まる。
Microsoftは、「Office 2008 for Mac」初のアップデートを3月11日に公開すると発表した。一方で、Office 2004用コンバータの公開を再度延期した。このコンバータは、Windows版Office 2007の新しいXMLファイルフォーマットで保存されたドキュメントをOffice 2004ユーザーが参照するためのもの。
Microsoftは、「Office 2008アップデートをできるだけ早く公開するためにチームを動員した」とブログで説明している。「その結果、正式版『Open XML File Format Converter Update to Office 2004 for Mac』の公開を延期した」(Microsoft)
Microsoftによると、コンバータの公開は6月下旬に予定しているという。同社は最近、Office 2008の米国発売後6〜8週間でコンバータの正式版が公開されると述べていた。ただし、この予定も、2006年末から2007年前半という同社が当初考えていた計画から既に遅れていた。
コンバータがさらに遅れることで、Office 2007の新ファイルフォーマットで作成されたファイルが増えるごとに、Macユーザー、特に、古いシステムを持つMacユーザーは困ることになる。Microsoftでは、コンバータのベータ版は用意している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ