デジタルコミュニケーションズは5月13日、XML(RSS)を活用したドキュメント管理プラットフォーム「AyaoriRSS」を発売した。
AyaoriRSSは、Microsoft Office形式をはじめとする各種のファイルにXML(RSS)形式での属性情報を付加することによってドキュメント管理やワークフローなどの機能を実現するコミュニケーションプラットフォーム。製品はサーバおよびMicrosoft Office向けのプラグインから構成され、フロントエンドには一般的なRSSリーダーやブラウザが利用できる。
導入にあたり、ルールやキーワードの事前設定が最低限ですみ、インストール後すぐに使い始められる点が特徴という。XMLを利用した属性情報には、コンテンツ内容の分類、配信先、アクセス権限、業務指示などを自由に設定でき、これらの情報をキーにした文書の検索、チェックイン/チェックアウトの管理なども可能だ。属性情報をXMLベースで管理しているため、実際の業務を進めながら項目の追加や変更を柔軟に行える点もメリットという。
AyaoriRSSの価格は、10ユーザー版の100万円より。同社では、このAyaoriRSSを利用した各種の業務向けソリューションをパートナーと共同で展開しており、たとえば、内部統制対応文書管理システム、プロジェクト文書管理、規定作成管理、CSRソリューション、論文査読管理システムなど、特定の業務に特化したカスタマイズや導入支援も提供する。