ZDNet Japan Brand Site:
ZDNet Japan
builder

OSSは導入後のサポートサービスが重要になっている--日本オラクル

OSSはどうしてもイニシャルコストの安さばかりに目がいきがちだが、実際に運用していくとサポートサービスをどのように調達するかが大きな問題になる。そうしたなかで日本オラクルが提供するサービスには、大きな意味合いが込められている。

田中好伸(編集部)  2007年10月1日 20時37分

 なお、Oracleが提供するUnbreakable Linuxは、Oracle製品を利用しているかどうかは関係なく、提供される。Oracle Databaseを使っていなくても、たとえば、IBM製ミドルウェアを使っているユーザー企業でも、Linuxを導入しているのであれば、サポートサービスを受けられるのである。Oracle Databaseのライバルとなる「MySQL」や「PostgreSQL」を導入しているユーザー企業でも、Unbreakable Linuxを利用できるのである。これは日本でもまったく同様である。

いかにサポートサービスを獲得するか

 米国であれば、Oracleがユーザー企業に直接サポートを提供するが、日本国内では、日本オラクルのパートナー企業から提供されることになる。その形態は、「1st Line Support Model」と「Value Add Model」の2種類だ。

 1st Line Supportは、日本オラクルからUnbreakable Linuxを購入するパートナー企業がUnbreakable Linuxを提供するというものだ。それに対するValue Addは、日本オラクルからUnbreakable Linuxを購入するパートナー企業が「Red Hat Enterprise Linux」を対象としたサポートサービスにUnbreakable Linuxの一部、あるいはすべてを、それぞれ独自のLinuxサービスとして提供するというものになる。

 1st Line Supportを提供するのは、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、デル、ミラクル・リナックス、新日鉄ソリューションズ、NTTデータ先端技術、サイオステクノロジーであり、Value Addは日立製作所、NECが提供する。なお、先に挙げたUnbreakable Linuxの価格は、1st Line Supportで提供される場合のものだ。

 Unbeakable Linuxというサポートサービスがもたらす意義について、Coekarts氏はこう語る。

 「Linuxを中心としたOSSは、どうしてもソフトの性能などに注目されてしまいがちですが、実は導入した後でのサポートサービスをいかに獲得するかが重要になります。このことは、実際にOSSで情報システムを運用しているユーザー企業であれば、時間がたつほどに実感していることだと思います」

 Linux/OSSは、イニシャルコストの低さばかりに注目してしまいがちだが、稼働後のランニングコストも含めたTCOという観点で、比較検討する必要がある。Linux/OSSであろうと商用ソフトであろうと、TCOという観点で情報システムのコスト計算は絶対に必要なのである。

キーショートカット:  b - 前のページ n - 次のページ
http://japan.zdnet.com/sp/interview/story/0,2000056426,20357687,00.htm
OSSは導入後のサポートサービスが重要になっている--日本オラクル

ZDNet Japan Essential Topic

ZDNet Japan イベント

ZDNet Japan ニューズレター

企業情報システムの選択、導入、運用管理に役立つ情報を毎朝メール配信します。

ニューズレターの登録・登録情報変更 »