Itanium Solutions Allianceの日本地域委員会は3月29日、Linux開発技術者に対し、高信頼・高可用な基幹システム構築に必要な技術・ノウハウを啓蒙する活動を開始すると発表した。
この取り組みでは、「Itanium Solutions Center Network」の一環として、エンタープライズLinux対応アプリケーションへのポーティング、動作検証やチューニングを支援するため検証用サーバを貸し出す。これにはレッドハットが協力する。
また4月18日に開催されるレッドハット主催の「東京レッドハット會議」に併設する開発者向けセミナー「Developer Days」で高信頼・高可用を実現する機能の概要を紹介する予定。5月30日から6月1日に開催予定の「LinuxWorldExpo/Tokyo 2007」に出展し、各独立系ソフトウェアベンダーメンバーのLinux対応ソリューションを紹介する。
ミッションクリティカル領域でのソリューションスタックの検証に取り組む予定もあるとしている。RISCサーバからの置き換えを支援するために、移行における技術検証を実施し、移行のノウハウやベストプラクティスの情報も共有していく。