9月14日、PotixはオープンソースのAjaxウェブアプリケーションフレームワーク「ZK 3.0 RC」をリリースした。
ZKは、JavaScriptをほとんど記述することなくAjaxのウェブアプリを開発することが可能なフレームワーク。Java言語と、XMLで定義されたZUMLという言語を用いることで、HTMLを編集する程度のレベルでリッチクライアントのUIを作成することが可能だとしている。
今回リリースされたZK 3.0 RC(リリース候補)では、パフォーマンスが大幅に向上し、レスポンスの時間が約4分の1になったとしている。また、TreeModelやTimeboxなどの新しいコンポーネントが追加されたほか、サーバ側からクライアントへデータを動的に送信する「サーバプッシュ」や、zscriptを使わずにイベントを他のコンポーネントに転送する機能などが追加された。さらに、データバインディングでのバリデーションも可能になるなど、多くの機能が追加、改良されている。