10月23日、OpenPNEプロジェクトはオープンソースのSNSエンジン「OpenPNE」の新バージョン「OpenPNE2.8.5」および「OpenPNE2.10RC2」をリリースした。
OpenPNEは、PHPとMySQLで動作するSNSエンジン。「コミュニティ」や「マイフレンド」、「足あと」といった、SNSに必要とされている機能をほぼ備えている。OpenPNEを利用したSNSは多数あり、So-netをはじめとして2万2000以上のSNSで利用されているという。
今回リリースされたOpenPNE2.8.5は最新安定版。SSLが有効になっているときにファイルをダウンロードできない問題や、下書きしてからメッセージを送ると通知メールが送信されない問題など、多数のバグが修正されている。
一方、同時にリリースされたOpenPNE2.10RC2は、次期バージョンのリリース候補版。OpenPNE2.8系と比較して、データベースにPostgreSQLを利用することが可能になったほか、携帯電話からのアクセスに関する機能が大幅に強化されている。
同プロジェクトは、もし2.10RC2で致命的なバグが発見されなければ、10月29日にバージョン2.10をリリースするとしている。