WindowsプログラムをLinux上で動作させる「Wine 0.9.50」リリース

荒浪一城

2007-12-03 13:33

 Wine Projectは12月1日、Linux上でWindowsプログラムを利用できる「Wine 0.9.50」をリリースした

 WineはX、OpenGL、UNIX上におけるWindows APIのオープンソース実装。Windowsプログラムを動かすための互換性レイヤとして動作し、非Microsoftコードから成るWindows APIの代替実装だ。また、Wineは任意にWindowsネイティブのDLLを使用することも可能。WindowsソースコードをUNIXに移植するための開発ツールキットと、プログラムローダーの両方が提供されている。

 今回のリリースでの主な変更点は下記のとおり。

  • I/Oの完全実装
  • Mac Keychainサポートを含むユーザークレデンシャルの管理を改良
  • 多数のバグ修正

 詳細な情報に関しては、リリースノートを参照していただきたい。

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