Solarisにシステムアクセスの脆弱性

荒浪一城

2007-10-15 15:07

11日(デンマーク時間)、SecuniaはSun Microsystemsのオペレーティングシステムである「Solaris」にシステムアクセスの脆弱性が発見されたと公表した。影響度は、5段階中上から3番目の「Moderately critical」に位置づけられている。

 攻撃は、X Font Server(xfs)が稼働しているシステムが対象となる。この脆弱性はx86とSPARCの両方のプラットホームで、Sun Solaris8、9、および10で報告されており、ユーザーにDoS(サービス拒否攻撃)をもたらし、システムに関するすべての利用可能なメモリを消費させてしまう可能性があるという。

 この脆弱性に関する、より詳しい情報は「X.Org X11 X Font Server Multiple Vulnerabilities」を参照していただきたい。

  • 影響を受けるバージョン
    • Sun Solaris 10
    • Sun Solaris 8
    • Sun Solaris 9
  • 回避策
    • ベンダーはX Font Serverを無効にすることを勧めている

 Sunからのセキュリティーアドバイザリーは、こちら

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]