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Leopard解体新書--第6回:ファイル管理の可能性を切り開く「Quick Look」

Time Machineで過去のファイルを探しているときに、とても便利なのがQuick Lookだ。アプリケーションを立ち上げることなく、素早くファイルの内容を確認できる。今回はQuick Lookの仕組みを紹介しよう。

木下誠(HMDT)  2007年11月20日 17時10分

Quick Lookプラグイン

 サムネイルやプレビューは、Quick Lookプラグインによって作成される。ドキュメントのフォーマットにより、適切なQuick Lookプラグインが呼び出されて、画像が作成されるのだ。

 Leopardに標準でインストールされているQuick Lookプラグインを調べてみよう。プラグインは、.qlgenaratorという拡張子のファイルになる。以下のフォルダにインストールされている。

/Library/QuickLook
/System/Library/QuickLook
/System/Library/Frameworks/QuickLook.framework/Resources/Generators

 次のようなプラグインが、標準で用意されている。

  • Audio.qlgenerator
  • Bookmark.qlgenerator
  • Contanct.qlgenerator
  • Font.qlgenerator
  • iCal.qlgenerator
  • iChat.qlgenerator
  • iWork.qlgenerator
  • Mail.qlgenerator
  • Movie.qlgenerator
  • Office.qlgenerator
  • Package.qlgenerator
  • PDF.qlgenerator
  • StandardBundles.qlgenerator
  • Text.qlgenerator
  • Web.qlgenerator

 それぞれのプラグインが、どんなフォーマットに対応しているかも調べてみよう。.qlgeneratorファイルをパッケージとして開き、その中にあるContents/Info.plistファイルを覗いてみる。すると、CFBundleTypeRoleという項目に並んで、フォーマットの名前が書いてあるはずだ。たとえば、次の図はiWork.qlgenartorのものである。

iWork.qlgeneratorのInfo.plist iWork.qlgeneratorのInfo.plist

 この図では、com.apple.iwork.keynote.key、com.apple.pages.pages、com.iwork.numbers.numbersといった項目が並んでいる。それぞれ、Keynote、Pages、Numbersのドキュメントを表している。

 ちなみに、このファイルフォーマットの表記だが、Uniform Type Identifier(UTI)と呼ばれる、Mac OS X独自のフォーマットだ。フォーマットを一意に指定でき、階層構造を持つという特徴がある

 標準のプラグインを調べてみると、意外なものもQuick Lookできるようになっていることに気づく。たとえば、Contact.qlgenaratorはアドレスブックのためのプラグインであり、vcfカードをQuick Lookできる。

vcfカードもQuick Look vcfカードもQuick Look

 テキストファイルのためのText.qlgenaratorは、通常のテキストやRTFの他に、Wordドキュメントや、Open Officeで採用されているOASIS Open Document Formatに対応している。Open Officeの.odtファイルも、なにげにQuick Lookできるのだ。

.odtは、HTMLに変換した形でQuick Lookされる .odtは、HTMLに変換した形でQuick Lookされる

 次に、Quick Lookをテストするために追加されたLeopardのコマンド「qlmanage」を調べてみよう。

ホワイトペーパー
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07leopard/story/0,3800081890,20361423,00.htm
Leopard解体新書--第6回:ファイル管理の可能性を切り開く「Quick Look」

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