Microsoftは「Acid2」ブラウザテストに合格したが、これでOpera Softwareは満足しただろうか?Operaは先週の欧州委員会に対する独占禁止法に基づく不服申し立てを取り下げる措置をとるか?その答えはノーである。
筆者はOperaに対し、Microsoftが米国時間12月19日に「Internet Explorer 8」の内部ビルドがAcid2テストに合格したと発表したことで、その申し立て内容を変更するのかと質問した。Operaは、欧州裁判所に対し、MicrosoftがWindowsにIEをバンドリングする慣行を変更させるとともに、MicrosoftがIEを合意しているウェブ標準に従うように命じることを要求していた。
Operaのスポークスマンは同社の回答を以下のように伝えた :
「MicrosoftがIE8がAcid2テストに合格したことを示すスクリーンショットについて祝福する。これを達成したMicrosoftの開発者の努力に感謝する。
「IE8が出荷され、箱から出てきたときにAcid2テストに合格することを願う。また主要なウェブ標準の全てについてIE8がテストされるよう期待している。
「われわれが先週提訴したことで、ウェブ標準の価値についてさまざまな議論が呼び起こされた。IE8がAcid2テストに合格したことは、標準サポートに対するMicrosoftの心の変化を示していると願っている」
Microsoftとしては、今週IE8がAcid2準拠であると公表する決断を下したことは、Operaの提訴のタイミングとは何らの関係もないと述べている。(これについては少しも信じていないが、それがIE Developmentのゼネラルマネージャーを務めるDean Hachomovitch氏が筆者に伝えた内容である。)
筆者はOperaがIEの標準遵守を義務付けるために裁判所を介入させる判断を下すという見識に疑問を投げかけるブログ記事を書いたが、これに対する回答として、Operaの最高技術責任者のHakon Wiu Lie氏は次のように述べていた:
「Microsoftやその他のブラウザメーカーが標準規格を正しくサポートするのを助けるために、 Web Standards GroupによりAcid2テストが開発され、公表された。これが公表されたときには、全てのブラウザ内にバグが存在することが明らかにされた。「Safari」「Firefox」そしてOperaのプログラマーはみな迅速に対応し、これらのブラウザの最新バージョンは今ではこの困難なテストに合格している。Microsoftは全く異なる態度を示し、このテストに合格するために何の努力もしていなかったようだ。これにより、彼らに感じよくお願いするだけでなく、それ以上のことをする必要があると思った」
そのようなわけで、Operaの独占禁止法の申し立てはそのままとなりそうだ。読者はどう思うか?OperaはIEバンドリングにだけ焦点を絞り、標準準拠の部分は取り下げるべきか?申し立て全体を取り下げるべきか?あるいはOperaがそのまま方針を変えないことが正しいのか?
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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