「Windows 7」のテスターは、Microsoftの「Internet Explorer (IE) 8」の最終版に近いRelease Candidate(RC)テストビルドをインストールすることができない――このような制限は、Microsoftが意図的に認めていることである。
「IE8 RC」は今では、いつ一般にダウンロードできるようになっても不思議はないと考えられている。1月に入り、Microsoftは(唯一予期されている)Windows 7のパブリックベータを一般に公開した。
鋭い観察眼のブロガー仲間が週末にかけて、(筆者のフリーランスライター兼エディター仲間による)次のような(twitterによる)メッセージを発見した:
あるMicrosoftの広報担当者は、この作者であるRobert Vamosi氏のメッセージは実際に正しいということを認めた。筆者の質問に対する同担当者の電子メールによる声明は次の通りである:
「これは本当のところは『機能しない』問題でも『インストールできない問題』でもない。これはベータであり、その目標は、Windows 7ベータ自体のフィードバックを得ることであるためだ。(こちらはWin7ベータに含まれるIEビルドに関する情報である。)」
Windows 7ベータに含まれるIE8のバージョンは、暫定ベータリリースであり、来るRCと同じものではない。
Microsoft関係者は、2009年にIE8の最終バージョンをリリースする前にもう1回、IE8のパブリックテストビルド(前述のRC)を提供する計画であると述べていた。
IE8のRCビルドには、新しい互換性モード機能が取り込まれる予定である。これはIE8のデフォルトとなっている「standards」モードでうまく動作しないトラフィックの多いウェブサイトのリストを活用し、それによりユーザーの介入を必要とせずに、互換性モードをデフォルトにするものである。
どのようにして、いつ、果たしてWindows 7ユーザーが、もっと最近のIE8テストビルドでWindows 7の上で動作するものを受け取ることになるかは、まだわからない。現時点でMicrosoftはこれ以上の詳細は明かそうとしないのだ・・・。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ