警告:この記事はまったくの憶測だ。だが、可能性のあるシナリオなので、ぜひとも目を通してほしい。
Microsoftの「Windows 7」ローンチ日である10月22日まで、あと数日となった。米国時間10月15日の夕方、Googleは報道陣以外は誰でも参加できるイベント「Open House」を開いた。このイベント中、Googleの代表者は開発中の「Chrome OS」に関する詳細を発表することになっている(参加したブロガーが報告してくれることだろう…)。
一方で、Chrome OSの一部といわれるブラウザがリークしており、あちこちで広まっているようだ。
競合関係にある各社(Microsoftを含む)がお互いのイベントを邪魔しよう--新製品をローンチする--と動くことはよくあることだ。これを考慮すると、15日のChrome OSの説明会を、“Windows 7のローンチに合わせてOS市場を混乱させようというGoogleの試み”、と見ても、さほど的外れではなさそうだ。
Googleが最初にChrome OSを2010年後半にリリースする計画を発表した際、Googleの動きに対しては疑問が多く残った。Chrome OSは単にChromeブラウザを組み込んだLinuxなのか?ネットブックだけのためのOSなのか?「Android」との違いは?Chrome OSは、今日われわれが意味するところの「基本ソフト(OS)」なのか?
私がGoogleの最高経営責任者(CEO)、Eric Schmidt氏ならば、10月22日を最初のChrome OSベータ版の公開日に選ぶだろう。Schmidt氏が私のようにいじわるかどうかは、来週にはわかるだろう。
Googleはさておき、Appleが来週のWindows 7ローンチに何をするのかも、気になるところだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ