IDCの2009年第4四半期サーバ調査--サーバOSトップを維持する「Windows」

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:末岡洋子

2010-03-01 07:40

 調査会社のIDCは米国時間2月25日、2009年第4四半期の上位サーバハードウェアベンダーに関するデータを発表した。では、サーバソフトウェア側はどうなのか?

 IDCのデータによると、Windowsはいまでも最大のシェアを誇る。Windowsは第4四半期、売上高と出荷数の両方で第3四半期よりも数値を増加させている。前年同期と比較すると、出荷数ベースでは同レベルのシェアを維持したが、売上高は減少した。

 つまり、Windowsはいまだに出荷台数では他を大きく引き離す最大のサーバOSだし、売上高でも明確なナンバー1といえる。

 以下がIDCのサーバOSデータの内訳だ。

出荷数(2009年第3四半期/2009年第4四半期)
Windows1,248,200(73.9%)1,434,225(73.9%)
Unix72,001(4.3%)84,851(4.4%)
Linux357,491(21.2%)412,041(21.2%)
合計1,688,8591,941,966
売上高(単位:100万ドル)(2009年第3四半期/2009年第4四半期)
Windows4,487(43.0%)5,393(41.6%)
Unix2,803(26.9%)3,877(29.9%)
Linux1,537(14.7%)1,905(14.7%)
合計10,42312,952

(注:最初に掲載時、売上高の数字が間違っていた。その後正しいものに訂正した)

 Microsoftのサーバ・ツール部門の最大の貢献者は、「Windows Server」と「SQL Server」だ。クラウドコンピューティングへの投資が効果を生み、売り上げに貢献し始めるのはあと数年先のことだとMicrosoft幹部も認めている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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