調査会社のIDCは米国時間2月25日、2009年第4四半期の上位サーバハードウェアベンダーに関するデータを発表した。では、サーバソフトウェア側はどうなのか?
IDCのデータによると、Windowsはいまでも最大のシェアを誇る。Windowsは第4四半期、売上高と出荷数の両方で第3四半期よりも数値を増加させている。前年同期と比較すると、出荷数ベースでは同レベルのシェアを維持したが、売上高は減少した。
つまり、Windowsはいまだに出荷台数では他を大きく引き離す最大のサーバOSだし、売上高でも明確なナンバー1といえる。
以下がIDCのサーバOSデータの内訳だ。
Windows | 1,248,200(73.9%) | 1,434,225(73.9%) |
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Unix | 72,001(4.3%) | 84,851(4.4%) |
Linux | 357,491(21.2%) | 412,041(21.2%) |
合計 | 1,688,859 | 1,941,966 |
Windows | 4,487(43.0%) | 5,393(41.6%) |
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Unix | 2,803(26.9%) | 3,877(29.9%) |
Linux | 1,537(14.7%) | 1,905(14.7%) |
合計 | 10,423 | 12,952 |
(注:最初に掲載時、売上高の数字が間違っていた。その後正しいものに訂正した)
Microsoftのサーバ・ツール部門の最大の貢献者は、「Windows Server」と「SQL Server」だ。クラウドコンピューティングへの投資が効果を生み、売り上げに貢献し始めるのはあと数年先のことだとMicrosoft幹部も認めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ