米国時間3月5日、MicrosoftはWindowsオペレーティングシステムに存在する脆弱性に関する、3件のセキュリティ情報についての事前通知を公表した。
3件のセキュリティ情報のうち1つは、最大深刻度が「緊急」とされている。「緊急」とは、このセキュリティ情報が、攻撃によってリモートからコードを実行される可能性のあるセキュリティホールを扱ったものであることを意味している。
Microsoftの事前通知によれば、他の2つのセキュリティ情報の最大深刻度は「重要」であり、これらの脆弱性によってWindowsユーザーはなりすまし攻撃を受ける危険がある。
3件とも、パッチの適用後には再起動を必要とする。
3月第2週の月例パッチは、すべてのサポートされているバージョンのWindowsに影響がある。これには、Windows VistaとWindows Server 2008も含まれる。
今月の一連のパッチには、すでに公になっており、攻撃を受けているMicrosoft Officeのコード実行攻撃が可能な脆弱性に対するパッチは含まれていない。MicrosoftはすでにOfficeに対する(不正なExcelファイルによる)攻撃に関するアドバイザリを公開しており、問題を緩和する方法が説明されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ