過去2週間の間に、セキュリティ研究者がAppleのSafariブラウザに存在する8件の異なる脆弱性を報告している。
すべてリスク「高」にレーティングされたこれらの脆弱性の詳細は、影響のあるベンダーと仲介する独占的権利と引き替えに、脆弱性情報の権利を購入するプログラムである、TippingPointのZero Day Initiative(ZDI)に売却された。
リスク「高」のレーティングは、遠隔からコードを実行するために悪用できる脆弱性に対して使用される。
これら8件のSafariの脆弱性は、すべてteam509の「wushi」という名前の研究者が報告したものだ。ZDIが公表予定のアドバイザリを列挙したページには、脆弱性の基本的なリストと、脆弱性がAppleに報告されてから経過した日数が掲載されている。
このページには、ほかにAdobe、Mozilla Firefox、Novell、Hewlett-Packard、Oracle、Microsoft、IBMの製品に存在する未解決のセキュリティホールも掲載されている。
TippingPoint ZDIは、毎年CanSecWestで開催されているPwn2Ownハッカーコンテストのスポンサーであり、このコンテストでは、Safariは毎回非常に大きなターゲットになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ