ZDNet Japan注目記事ランキング--2007年9〜10月

ZDNet Japan編集部

2007-12-29 08:00

 未来に進むために人間が何かを学ぼうとしたとき、学ぶべきものは過去しかない。未来は絶えず見えないものであり、過去だけが見えるものとして存在しているからだ――。というわけで、来るべき2008年がどういった年になるかを占う際には、2007年に起きた出来事を振り返ることが何かと役に立つ。今回は2007年9月と10月によく読まれた記事を紹介しよう。

2007年9月の人気記事ランキング

 2007年9月では、「Windows XP」に関した記事が上位に入っていることが分かる。これは、Microsoftにとって最新のクライアントPC向けOSである「Windows Vista」が一般の消費者はもちろん、企業でも導入が進んでいないことに関連した動きである。近々、Vistaのサービスパック(SP)1が発表される予定だが、SP1後にVistaの導入が進むかどうかが注目されるところだ。

 Microsoft関連では、Googleの動きを牽制したいとする同社の記事が6位に入っている。ウェブアプリケーション系サービスで独走しているとも言えるGoogleを、Microsoftが強く意識していることが分かる。両社の対立構図は、2007年に続いて2008年も続いていくことは容易に想像できるだろう。

 そして9月では、オープンソースソフトウェア(OSS)関連としてデータベース(DB)「Firebird」と、完全に市民権を得たブラウザ「Firefox」の記事がランクインしている。改めて言うまでもないが、OSSはIT業界に欠かすことのできないものとなっていることが分かる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    標準化されたOS「Linux」で実現するIT環境の効率化、検討すべき9つの事項とは

  2. クラウドコンピューティング

    CentOS Linuxアップデート終了の衝撃、最も有力な移行先として注目されるRHELの今

  3. クラウドコンピューティング

    調査結果が示す「Kubernetes」セキュリティの現状、自社の対策強化を実現するには?

  4. OS

    Windows 11移行の不安を“マンガ”でわかりやすく解消!情シスと現場の疑問に応える実践ガイド

  5. 運用管理

    AWSに移行することのメリットと複雑さ--監視ソリューションの導入から活用までを徹底解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]