(前回よりつづく)
「カメラワークかぁ。これはものづくりだけではなく、普通に使えそうだな」
「そうね、バーチャルの世界だからこそあるカメラワークだけど、逆にこの操作を手が覚えてしまえば、ものづくりのスピードは飛躍的にアップするわ」
翌日の昼過ぎ、私は彼女から教えてもらった方法を一通りやってみることにした。アカウントをプレミアムアカウントに変更し、テクスチャをアップロードできるようにする。そして、支店用の土地を借り、支店に必要な機能をピックアップし、割り当てられたプリム数にその機能を振り分ける。なんとか、イメージが固まってきた。これは作れるかもしれない。確か、彼女にあの後教えてもらった方法だと・・・・・・。
Second Lifeに存在する建物や物体すべては、「プリム」といわれる基本図形から成り立っている(第3回参照)。そのプリムを変形、回転、移動、組み合わせることで、1つのオブジェクトを作り上げる。その一部にスクリプトを付け加えれば、アニメーション効果や特殊な表現も可能だ。しかし、すべての基本となるのはこの「プリム」だ。プリムには、島全体で使える数が1万5000という上限がある。
それでは、まずプリムを出す方法だ。Second Lifeビューワ画面下にある「Build」ボタンを押す。または、地面の上を右クリックし、表示される円形のメニューから「Create」を選ぶ。
「Create」画面
すると、さまざまな図形が並んだ「Create」画面が表示される。この図形こそが「プリム」だ。この中から目的の図形を選び、マウスポインタを地面の上でクリックすると、プリムが出現する。では、1つ1つの図形を見てみよう。
全プリムを出したところ(デフォルトで木のテクスチャが貼られている)
a:「Box」タイプ--立方体や四角錐など。b:「Cylinder」タイプ--円柱、円錐。c:「Sphere」タイプ--球体。d:「Prism」タイプ--三角錐
これらのプリムをさまざまなモードで変形させ、時には一部をカットし、複雑なパーツを作成する。それらのモードは、実際に作成する過程で随時紹介することにしよう。
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