Second Life 新世界的ものづくりのススメ--その5:いよいよ開始、オブジェクト作成 - (page 3)

大槻透世二(デジタルハリウッド大学院)

2007-03-15 08:00

 以上の編集モードを把握した上で、ボックスから床を作ってみよう。

1.「Stretch」モードを使い、ボックスをX方向およびY方向に最大値である10mずつ拡大する。

ボックス(a)をX方向に伸ばし(b)、さらにY方向に伸ばす(c) ボックス(a)をX方向に伸ばし(b)、さらにY方向に伸ばす(c)。

2.適当な薄さにするために、Z方向に縮小する。

Z方向に縮める Z方向に縮める。

 さて、これで床の形はできた。次はテクスチャだ。

床用オブジェクトにテクスチャを貼る

「Inventory」フォルダ構造 「Inventory」フォルダ構造

 テクスチャというのは、オブジェクトの表面に貼るイメージ画像のことだ。テクスチャのサイズは128ピクセルから2048ピクセルまであるが、あまり大きなテクスチャを貼ってしまうとサーバへの負担が大きくなる。そのため、島全体に影響が出てしまい、島のオーナーから注意を受ける場合がある。できれば、1024ピクセルくらいまでにおさえよう。

 さて、「ものづくりの秘訣はテクスチャ」なのだが(第3回参照)、そのテクスチャの扱いについて説明しよう。

 床にテクスチャを貼る場合、自分が既に持っているテクスチャから選んで貼る、または、「Photoshop」や「Illustrator」などのソフトで自作してSecond Lifeにアップロードしたテクスチャを貼る、という方法がある。今回は既に持っているテクスチャから選んで貼ることにしよう。

「Inventory」ボタン 「Inventory」ボタン

 ビューワ画面右下の「Inventory」ボタンを押すと、フォルダ構造を持った画面が現れる。これが「Inventory」だ。Second Lifeで得たものはすべてここに保存される。消しても「Trash(ゴミ箱)」を探せば復活する。パソコンを使っている人であれば、このフォルダ構造には慣れているだろう。この各フォルダにすべてが保存される。

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