ISSが侵入予防システム(IPS)アプライアンスの新製品を発表

Dawn Kawamoto (CNET News.com) 2005年04月05日 19時13分

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 ネットワークセキュリティ企業のInternet Security Systems(ISS)は、同社のフラッグシップ製品である侵入予防システム(Intrusion Prevention System:IPS)アプライアンス、Proventiaに2つの新モデルを追加した。

 同社は米国時間4日、企業システムの守る統合型セキュリティ製品群の新モデル、「Proventia G400」と「Proventia G2000」の2製品を発表した。両製品とも、スパイウェアの遮断、強化されたポリシー管理、侵入予防ポリシーの事前設定例などの機能を提供する。

 IPSソフトウェアの市場での競争がいっそう熾烈になるなかで、スパイウェア遮断機能はセキュリティベンダー各社にとっては必須の機能となっている。

 「スパイウェア遮断機能を組み込んでいる他のIPSベンダーと同様に、ISSも競争力を維持するために、自社でもこうした機能を保有していることを示さなければならない」とGartnerのセキュリティアナリス、トGreg Youngは述べている。「現在は、2、3社のベンダーが大部分のビジネスを獲得しており、機能拡張競争についていけないベンダーには大きなプレッシャがかかっている」(Young)

 Youngは、IPS市場全体がいまだ発展途上にあり、首位に君臨するベンダーはまだ登場していないと付け加えた。

 G400モデルは、データスループット400Mbpsで、価格は3万6995ドルとなっている。一方、G2000は2Gbpsのデータスループットで、価格は9万5995ドル。両製品とも、米国ではすでに出荷されている。

 これらの新モデルでは、スパイウェアがネットワークのレベルで遮断されるため、PCが悪影響を受けることはないと、ISS製品マネージャのChris Simmonsは述べている。これらの新製品には、スパイウェアによって外部に情報が漏れるのを防ぐ機能もあると、同氏は付け加えた。

 また同製品では、IT管理者がポートやIPアドレス、機器などにおいて侵入防止ポリシーの設定が可能なようになっている。Simmonsは、同機能について、大規模なネットワークを管理する必要のある企業ユーザーに向けたものだと説明している。

 Proventiaの新モデルでは、あらかじめ用意された侵入防止ポリシーのように、小規模な顧客向けの機能も提供している。

 だがアナリストらは、他のいくつかのIPSアプライアンンスメーカーでも、同様の技術を提供していると述べている。

 「これらの機能の多くは、ISS以外の企業が先に発表しているものだが、ただしISSにはすでにしっかりとしたインストールベースがある」と、セキュリティ関連の戦略コンサルティング企業、4H International社長のSteven Huntは述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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